今日5日、明日とAilaはお休みを頂いております
写真は昨日のランチ時のもので
芍薬のふさふさの花弁に魅了されました
休日の前菜はいつもスタッフがアレンジしてくれるのですが、野菜のテリーヌが供されましたよ。
テリーヌ真ん中に乗っているのはタプナード。
黒オリーブが主役のプロヴァンス地方のペーストですが、ここ20年ほど食べた中でもAilaの自家製タプナードはいけてると思います
今日は、なんだかフランスの地方料理が
とっても食べたい気分でした
それで主菜は
仏産仔鴨もも肉のコンフィ カスーレ風をチョイス
自家製メルゲ-ズ入りでボリュームあるかも
コンフィは語源が今ではお馴染みのコンフィテュール(ジャム)で、低温で脂肪で煮たうえに、更に脂肪で覆って寝かせてから作られる料理ですが、フランス有数の美食の地、ぺリゴール地方の名物料理です
コンフィの美味しさに魅せられて、フランス料理を身近に感じ好きになる人も多いのでは。
懐古趣味はありませんが
フランス人と10年以上にも亘って暮らし、料理書を20数冊創ったことは、私の貴重な無形の財産です
20数冊の本を年1冊出版したとするなら、10年ないし20年分位フランス料理を食べたようなものかも。
その中心は家庭&地方料理だから無性に食べたくなるのでしょうねぇ
パリは東京と同じく地方から、また旧植民地から
様々な人々が集まって暮らしていて
フレンチレストランだけでも多種多様です
それが興味深いところであり
Ailaが表現したいリアルフレンチ
写真は早朝に一人、入念にフードの手入れをしてくれているコーゾー君。陰の働きに感謝です